孤独死
私が綺麗な言葉を書けない間
私は世界のどこにもいなかった
レースカーテンの向こう
太陽の光に当てられた人だけが生きていて
愛や恋のことをしきりに歌っていた
透明になりきれない空気が満ちた4畳半
過去の人が歌った青春を聴いている私は
誰にも必要とされていない
醜い自分と対峙して
ようやく絞り出した言葉が
ベルトコンベアーの上を流れるように外の世界へ出ていって
また私を独りにした
世界にたった1人で生きていれば何の価値もないこの言葉を
どうか私の棺桶には入れないでください
私が綺麗な言葉を書けない間
私は世界のどこにもいなかった
レースカーテンの向こう
太陽の光に当てられた人だけが生きていて
愛や恋のことをしきりに歌っていた
透明になりきれない空気が満ちた4畳半
過去の人が歌った青春を聴いている私は
誰にも必要とされていない
醜い自分と対峙して
ようやく絞り出した言葉が
ベルトコンベアーの上を流れるように外の世界へ出ていって
また私を独りにした
世界にたった1人で生きていれば何の価値もないこの言葉を
どうか私の棺桶には入れないでください