隧道の詩

定形も自由もいろいろ

不安定な気持ちを言葉にしたい。それだけの気まぐれなブログ。口語自由詩ばかり。
くだらない近況報告も挟みつつ。
過去に書いたものも少々。
2016.7.5開設

最後の音

泣けよ少年

駅の構内

カラカラの喉から

グワーッと響いて

遠くへ行く君の父へ


鳴けよ少女

駅のホーム

その身体をバラバラにして

キリキリと揺れる

遠くへ行く君自身の音

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