トンネルの向こうから

不安定な気持ちを言葉にしたい。それだけの気まぐれなブログ。口語自由詩しか書けないのはご愛嬌。
くだらない近況報告も挟みつつ。
過去に書いたものも少々。
2016.7.5開設

【近況報告】

前回の近況報告から随分と経ってしまいました。 え?「次回の投稿は早いだろう」って言ったじゃないかって? はて……そんなこと言いましたかね(;;゚; ;゚;) …………ええ、完全に忘れていました ダラダラ過ごしていたので感性もすっかり死んで、詩を書くこと自体忘れてました。 最近大学の講義で中原中也についての話があって、ようやくブログのことを思い出した次第です😅 とは言っても読者もいない、趣味でや…

最後の音

泣けよ少年 駅の構内 カラカラの喉から グワーッと響いて 遠くへ行く君の父へ 鳴けよ少女 駅のホーム その身体をバラバラにして キリキリと揺れる 遠くへ行く君自身の音

【近況報告】

久しぶりの更新です しばらく詩を書かないうちに作風が変わってしまったような気が…… いつか自分の作風を確立したいものです さて、今日は私の誕生日だったのですが 自分の人望の無さに情けなくなり、本当に辛い1日でした 10数人からお祝いのメッセージを貰いましたが、友達だと思っていた人からの連絡はなく、片想いより一方通行な友情ほうがひどく痛いものだなと感じました そんな最低なバースディの最後に暴飲暴食…

最低なバースディ

法律が私達を守っている世界で、 20歳以外の誕生日に意味はあんまりなくて 逆上がりが出来るようになったとか、 わさびが食べれるようになったとか、 親孝行をしたとか、 貯金を数える事が楽しみになったとか、 朝早くに目が覚めるようになったとか、 そんな日が私達のバースデーでいいじゃないか 挨拶より無意味な「おめでとう」が飛んできて、私はカーテンを閉めた 何も無いよ、今日は だって私、何も変われてない…

孤独死

私が綺麗な言葉を書けない間 私は世界のどこにもいなかった レースカーテンの向こう 太陽の光に当てられた人だけが生きていて 愛や恋のことをしきりに歌っていた 透明になりきれない空気が満ちた4畳半 過去の人が歌った青春を聴いている私は 誰にも必要とされていない 醜い自分と対峙して ようやく絞り出した言葉が ベルトコンベアーの上を流れるように外の世界へ出ていって また私を独りにした 世界にたった1人で…

遠距離恋愛ができない人

店の奥の窓際の席 1杯のホットコーヒーから始まったような恋 貴方は1度もカウンター席には座らなかった 遠くから微笑むあなたに 微笑み返せなかったのは 私の理想が、願望が、熱情が あなたと飲んだ最初の1杯の味を インスタントコーヒーより驚きのないものに変えてしまったから 思ったより平凡で、寒い冬の日なら 冷めていくのも簡単なことだった 私、猫舌なの あなたが頼んでくれたホットコーヒーに 氷を一欠片…

海に呼ばれる

堤防の端に立つと 誰かに呼ばれる気がする 釣り人の糸が垂れる波間から 三半規管をグラグラ揺らす いつか、昔に聞いたような声 還ってこい 還ってこい 細胞分裂するよりずっと前にいた 豊かで幸せな海 浸透圧で 私の中のドロドロぐちゃぐちゃしたものが 残りの寿命を使って 帰っていくのだろうか 強い風に振り向く私を突き飛ばす、私 幸せな事故でした おかえり ただいま 貴方も呼ばれているよ ずっと深くずっ…

大人になるということ

夜が降りてきて 酸素は地球深くに潜り込み 足りない頭で答えを求めて パクパクとあえぎながら空を見上げていた。 いつもより大きな月に浮かぶ模様を 水晶玉に映った未来のように眺めていた君は 純粋で美しかったよ。 朝が昇ってきて 酸素を得た君は とまれの標識の前で笑っている。 夜が来れば 停止線を越えられると思っている君。 もう大人になったんだろう。 それより先にあるのは 月のない空だけだよ。

美しさの境界

心が錆びること、 肉体が崩れていくこと、 どちらが先なのか分かるはずがない。 枯れていく花を美しいと思える境界が どこなのか分からないように。